妊娠高血圧症候群を予防する食事療法
妊娠高血圧症候群は、
妊娠中になってしまうと胎児に大きな影響があることがわかっているため、
なるべく予防したいものです。
持病として糖尿病や高血圧がある人、
肥満体質の人であれば事前に気をつけようと考えている方もいると思いますが、
そうでない方の場合はあまり意識していないことも多いと思いますが、
そんな人でも突然高血圧やたんぱく尿が生じる可能性もあるのです。
妊娠高血圧症候群を予防するためには
妊娠高血圧症候群は、
なぜなってしまうのかはっきりとした原因が
まだ明確にはわかっていません。
そのため、確実にこれをやっていれば
大丈夫といった予防法がないのが現状です。
ただ、元々肥満や高血圧がある場合には
発症しやすくなると考えられているため、
肥満や高血圧を予防するよう努めることは良いでしょう。
そのためには食事に気をつける必要があると考えられます。
妊娠高血圧症候群を予防する食事
では具体的にどのように食事に気をつけると良いのでしょうか。
これは、通常の高血圧の治療と同様に考えれば良いでしょう。
まず塩分を控えること、そして食べ過ぎないことが重要です。
カルシウムを積極的に摂取すると良いでしょう。
塩分を控えるというのはよく聞くことだと思いますので、
既に気をつけているという方もいるかもしれませんが、
実際にどのように気をつければよいのかわからないという方も多いでしょう。
特に家族全員分の食事を一度に準備している場合には
自分の分だけ塩分量を調整するというのも面倒かと思います。
そんな時は、塩分量が多い食品を
元々使わない料理にすることも一つの方法です。
例えば、漬物や加工食品など明らかに塩分量が多いものは
妊娠中には選ばないようにします。
また、味付けには塩や醤油などを使用する以外にも
酢やレモンなどの酸味を利用するのも良いでしょう。
また、醤油で合える、味はしみ込ませるという方法ではなく、
つけだれにつけて食べるというのも減塩のコツです。
